第20回日本脳低温療法・体温管理学会
テーマ:「多職種連携による体温管理の向上」
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ご挨拶
第20回日本脳低温療法・体温管理学会
会長 笠岡 俊志(熊本大学医学部附属病院 救急・総合診療部 教授)
第20回日本脳低温療法・体温管理学会
会 長   笠岡 俊志
(熊本大学医学部附属病院 救急・総合診療部 教授)
 この度、第20回日本脳低温療法・体温管理学会を2017年7月7日(金)〜8日(土)に熊本で開催させていただきます。節目となる学術集会を熊本で開催させていただくことを大変光栄に思います。幹事および会員の皆様に心より感謝申し上げます。
 虚血や外傷などにより障害を受けた脳神経機能の回復に対する効果が脚光を浴びた脳低温療法ですが、新たなエビデンスの発表により体温管理(Target Temperature Management:TTM)の重要性が認識され本学会の名称も変更になりました。設定した目標体温に管理するためには、医師、看護師、臨床工学技士など多職種の連携による集中治療管理が不可欠です。そこで、今回は、「多職種連携による体温管理の向上」をテーマとして、医師のみならず、神経集中治療に関わる医療スタッフの皆様からも情報発信していただこうと考えています。一般演題をはじめ、招請講演、特別講演、教育セミナー、シンポジウムなどを企画し、有意義な学術集会となるよう準備を進めておりましたが、平成28年4月に熊本地方において震度7の大地震が2度も発生し、学術集会の会場として予定していた熊本市民会館も被災して使用困難となったため、メルパルク熊本に変更いたしました。演題募集のポスターに掲載している写真は、熊本の有名な観光地であり、熊本地震で甚大な被害を受けた南阿蘇村と熊本城です。本学術集会の開催時にはまだまだ復旧・復興の途上にあると思いますが、その過程を目の当たりにして頂ければ幸いです。
 地震の影響で参加者の皆様にはご不便をお掛けすることが多々あると思いますが、地震からの復興の息吹を感じていただきながら、熊本から神経集中治療に関する新たなエビデンスの発表や、有意義な議論を行っていただければ幸いです。皆様のご来県を心からお待ちしています。
Copyright © 2016 The 20th meeting of the Japanese Association of Brain Hypothermia and Temperature Management.  All right reserved.